平野 夏子


Hirano Natsuko ひらの なつこ

日本クリスチャン音楽大学藝術院 客員教授

[担当分野]音楽療法

履歴・職歴

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。在学中より障害児領域で音楽療法の実践を始め、その後、高齢者・障害児者・精神障害者を対象に音楽療法を実践。現在は東光会東所沢病院リハビリテーション科非常勤音楽療法士として認知病棟を担当。教育実践では、国際音楽療法専門学院非常勤講師、日本福祉教育専門学校社会福祉学科音楽療法コース専任講師を経て、現在、東京保健医療専門職大学リハビリテーション学部作業療法学科に実務家教員として勤務。

職歴

新宿区社会福祉事業団北新宿高齢者在宅サービスセンター 非常勤音楽療法士
新宿区社会福祉事業団百人町高齢者在宅サービスセンター 非常勤音楽療法士
東京国際音楽療法専門学院(現・国際音楽療法専門学院)非常勤講師
医療法人社団東光会東所沢病院リハビリテーション科 非常勤音楽療法士
日本福祉教育専門学校社会福祉学科音楽療法コース 専任講師
東京保健医療専門職大学リハビリテーション学部作業療法学科 専任講師

師事

宮本啓子の元で加賀谷式集団音楽療法を学ぶ
松井紀和のスーパービジョンを受ける

研究テーマ

認知症及び認知症予防のための音楽療法
発達支援のための音楽療法
神経学的音楽療法

研究業績

「流行歌」の療法的価値について
第2回日本音楽療法学会学術大会発表要旨集 p.227 -2003年3月
認知症ケアにおける音楽療法の可能性-平成18年度音楽療法専攻科インターン実習の報告-
日本福祉教育専門学校研究紀要 第15巻第1号 p.95-100 -2007年3月
新宿区障害児タイムケア事業「まいぺーす」における5年間の音楽療法実践の報告
日本福祉教育専門学校研究紀要 第20巻第1号 p.67-75 -2012年5月
認知症病棟における音楽療法の役割-言語と身体機能へのアプローチとQOL向上を目指して-
日本音楽心理学音楽療法懇話会研究年報第43巻 p.101-105 -2015年3月

現在の活動

一般社団法人日本音楽療法学会代議員、倫理委員会副委員長他
一般社団法人日本音楽療法学会関東支部副支部長
同学会登録スーパーバイザー

指導方針

音楽療法の理論と技法を座学と実践を通して学ぶ。音楽一般に関する学習に加え、臨床の基礎知識と援助技術を身につける。