ハン・ギュウォン


Kyu Won HAN

日本クリスチャン音楽大学藝術院 客員教授

[担当分野]バリトン

履歴・職歴

マンハッタン音楽院で学士号、修士号を取得。ベルヴェデーレ国際声楽コンクール、マリオ・ランツァ・コンクール、オラトリオ協会コンクール、プッチーニ・コンクール、ディカーポ・オペラ・コンクール、コネティカット・オペラ・ギルド・コンクールなど数多くの受賞歴を持つ。サンフランシスコ・オペラのアドラー・フェローシッププログラムを卒業後、1999年同劇場「ドン・ジョバンニ」マゼット役でデビュー。2001年フランス国立ライン・オペラ「トゥーランドット」ピン役でヨーロッパ・デビューを果たし、同年3月新国立劇場「魔笛」パパゲーノ役で日本デビュー、2006年兵庫芸術文化センター制作オペラ「蝶々夫人」シャープレス、ヤマドリの2役で全8公演に登場、2011年同センター制作オペラ「トスカ」アンジェロッティ役、同年ロンドンにてオペラ「Mae Naak」Maak役、その他にもサンフランシスコ・オペラ「カルメン」「蝶々夫人」「トゥーランドット」、ボルドー劇場「蝶々夫人」「セビリアの理髪師」などに出演、大好評を博した。

日本では2001年新国立劇場「魔笛」パパゲーノ役でデビュー。これまでに、佐渡裕、広上淳一、現田茂夫、C.アルミンクら名匠の指揮で、兵庫芸術文化センター管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、日本センチュリー交響楽団、札幌交響楽団等とフォーレ「レクイエム」、カール・オルフ「カルミナ・ブラーナ」、ハイドン「天地創造」、ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」、ヴェルディ「レクイエム」、J.シュトラウス2世「こうもり」などの作品を共演し、圧倒的な存在感を残している。
この他、「サントリー 1万人の第九」や「21世紀の第九」の長きにわたりソリストとして出演し、「キュウちゃん」の愛称で多くのファンに愛されている。

韓国では国営放送の大河ドラマ「大王世宗」の主題歌や「開かれた音楽会」などに度々出演し、絶大な人気を博している。

エイベックス・クラシックスよりCD「Questo Amor~この愛を」をリリースしている。